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音・振動で世界のエネルギー構造を変革する大学発ベンチャー

株式会社音力発電

2006年9月  会社設立
2007年12月 首都高五色桜大橋のイルミネーション開始
2008年12月 渋谷ハチ公前クリーンエネルギー実証実験
2009年4月  藤沢市役所入口に発電ゲート設置


地球環境への貢献

「音力発電」「振動力発電」などで今まで捨てられていたエネルギーを電力に変換することでの貢献

事業内容

・「音力発電」「振動力発電」などのエコ発電システムの研究開発
・エコエネルギーに関するコンサルティング
・「発電床®」などのレンタル

自社のウリ

世界でトップレベルの技術力を持っており、その例として以下3点があります。
1.発電効率が高い:振幅が狭くても発電できる
2.耐久性:ストッパーで耐久性を調整できる
3.充電効率が高い:オリジナル充電回路を持っている

所在地

神奈川県藤沢市遠藤4489番105号

設立日

2006年9月21日

社員数

5名

会社URL

http://www.soundpower.co.jp/

受賞履歴

■ MM総研大賞2009<話題賞>
■ 第4回 かながわ新エネルギー賞

「発電床®」の電力で発光させたダイオードの矢印が入り口を指し示す

 

藤沢市役所の庁舎出入口にある「ふじさわ発電ゲート」

 

人の声で発電する
「音声発電機™」


         エコ発電技術で地球環境と人々のお役に立つ



株式会社音力発電
代表取締役 速水 浩平


―御社の事業内容を教えてください。

1つ目が、「音力発電」「振動力発電」などを原動にした商品の研究開発です。受託開発という形で行っており、当社が最も力を入れている領域になります。

2つ目が、エコビジネスのコンサルティングです。「音力・振動力発電」ばかりでなく「太陽光発電」や「風力発電」などのエコ発電技術をいかに使うのかなど、予備実験などを含めて最適な形をご提案しています。

3つ目が、「発電床®」などのレンタルです。対象としては、企業の研究開発向け、学校・教育機関への学習向け、そして一般の方々に身近に「音力・振動力発電」を体験してもらう「参加型イルミネーション」向けなどがあります。参加型イルミネーションは省エネ効果以上に、一般の方に自分で発電する面白味を感じてもらうことでご好評をいただいております。


―御社の事業は地球環境にどのような貢献をしているのでしょうか?

大きく分けて2つのことがあります。

まず1つ目が、これまで捨てられていたエネルギーを有効に利用することでの貢献です。当社の事業理念に「無意識の内に捨てられていたエネルギーの有効活用」というものがありまして、当社は「音」「振動」に限らず、捨てられているエネルギーを「適材適所」で組み合わせてハイブリッド型でエコ発電を活用することがより地球環境にも優しいと思っています。

2つ目が、騒音や振動などといった人間が不快だと感じるマイナスエネルギーを電力というプラスエネルギーに転換させることでの貢献です。道路やビルに当社の発電装置を設置することで発電すると同時に、防音、免震、耐久性向上などの効果が期待できます。


―地球環境についてどのような問題意識を持っていますか?

私は世間やメディアが報道しているよりも環境問題は深刻だと思っています。地球の温暖化を引き金にして砂漠化、伝染病の蔓延など私たちが知らないところで発生しており、状況は悪化の一途を辿っているように思います。

私は将来的に化石燃料を使わない社会を実現したいと思っています。日本では2050年までにエコエネルギー100%の社会実現を目指す動きがあります。そのような社会を実現するには複合的にエネルギーを活用しなければなりませんので、音力・振動力発電がその一助を担えるように研究開発を重ねています。


―今後のビジョンを教えてください。

道路発電をなんとか実現したいですね。都市部にある道路に「発電床®」を敷くことで発電が可能になれば、相当な電力を発電できるようになると思います。

また家庭向けの発電床も普及させていきたいです。一般の方に広く体験してもらうことで、少しでも環境のことを考えるきっかけを与えていきたいです。また当社の技術をリモコンや携帯電話などへ活用した商品も将来的には出していきますので、期待していてください。

当社はエコ発電技術で地球環境そして人々のお役に立ち、社会から応援される企業を目指していきたいと思っています。とくにこれからのベンチャー企業は社会から応援されるような企業であるべきです。社会から応援される技術、企業であり続けることに、こだわっていきたいと思います。


編集部コメント

音力発電さんの技術が実用化されれば、電力は郊外や海岸沿いで発電して都市部に供給するという概念を打ち壊して、東京のド真ん中でも発電することができるようになります。取材を通して速水社長の技術に対する強い信念と、また新しいことに挑戦していくベンチャー魂が印象に残っています。速水社長が小学生の頃に考えた「音力・振動力発電」が世界を驚かせ、新しい環境エネルギー社会が到来することが楽しみでなりません。(藤田)