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バイオ製剤を適用して土壌・地下水汚染の浄化を行う、実績豊富なオンリーワン企業

株式会社バイオレンジャーズ

1998年 株式会社バイオレンジャーズ設立
2001年 環境省「地下水浄化汎用装置開発普及調査」事業に採択
2002年 経済産業省研究開発事業に採択
2003年 環境省「環境技術実証モデル事業」に採択
2006年 国土交通省NETISに浄化技術登録


地球環境への貢献

微生物の力を利用して環境を浄化し、地球環境への負荷を低減

事業内容

油や揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質に汚染された土壌・地下水を浄化、無害化して再利用するためのバイオレメディエーション

自社のウリ

■ バイオレメディエーションを専門とする企業が少ない中、国内外ともに実績豊富な業界のパイオニア
■ バイオ製剤「オッペンハイマー・フォーミュラ」は浄化効果が高く、さまざまな汚染現場に適用が可能

所在地

東京都千代田区岩本町2-1-17 宮中ビル7F

設立日

1998年3月

資本金

3,500万円

社員数

4名

会社URL

http://www.bri.co.jp/

所属・加盟団体

SCSC研究会

ランドファーミング工法

 

油滴中の微生物

 

研究に使う顕微鏡


   バイオ製剤を適用して環境を浄化するオンリーワン企業であり続ける。



株式会社バイオレンジャーズ
代表取締役社長 鴻野 雅一


―御社の事業内容を教えてください。

油やVOCなどの有害物質による土壌・地下水の汚染を、微生物の力を利用して浄化するバイオレメディエーションを行っています。当社の浄化手法では、海洋微生物学の権威であるテキサス大学名誉教授故Carl H. Oppenheimer博士により開発されたバイオ製剤「オッペンハイマー・フォーミュラ」を適用します。

日本ではナホトカ号重油流出事故(1997年)で使用されるなど、さまざまな汚染現場で効果を発揮し、有効性と安全性が実証されています。給油所や油槽所、工場ほか、数々の汚染現場で浄化を行い、国内実績は150件を数えます。最近では汚染土壌を搬出する「掘削除去」以外のニーズが高まり、浄化事例も増えています。


―御社の事業は地球環境にどのような貢献をしているのでしょうか?

汚染された環境を浄化(=環境を修復)するということは、それだけ地球環境への負担を低減することに繋がると思います。掘削除去による処理方法は、対象物質の単なる移動に過ぎず、二次処理が必要となり、化学薬品などを使用した処理方法では、有害な副生成物の発生、pHの急激な変化や地力の低下など、土壌・地下水そのものの性状を改変してしまう恐れがあります。

一方で当社が行うバイオレメディエーションは、微生物が土壌・地下水中の対象物質を分解(≠移動)、無害化してくれるので、二次処理を必要とせず、土地(土壌・地下水)を再利用することができる、地球環境にやさしい浄化方法です。


―地球環境についてどのような問題意識を持っていますか?

環境問題に対する関心の高まりは大歓迎ですが、最近の、ある意味偏った加熱ぶりは少々異常のように感じられなくもありません。一時的な流行(ファッション)で終わるのか、地球のために人間の生活に根付くのかが問われているのだと思います。

また、環境問題の根源は、人間の数が増え過ぎたこと、何でも制御(コントロール)が可能だと思っている連中が多過ぎることにあるのではないかと思えることがあります。

ですので、国や企業が環境対策を主導することは良いのですが、ひとりひとりが地球環境に配慮するような生活を送ることが、結局は最も実効性がある環境対策だと思います。草の根的な身近な活動をこつこつと、着実に広めたいと思います。


―今後のビジョンを教えてください。

大きく分けて2点あります。

1つ目は、ひとつひとつの浄化プロジェクトを、点ではなく線に、それもクモの巣のようなウェブにできればと考えています。ひとつのプロジェクトは多くの人たちの協力で成り立っています。そこで生まれた人間関係は宝物です。浄化すれば終わりではなく、そこから感じたり、学んだり、地球環境のために共有できることは多いと思います。

2つ目は、バイオ製剤「オッペンハイマー・フォーミュラ」の可能性を探求したいと考えています。油やVOCの浄化に適用すること以外に、対象物質として、例えばシアンや農薬などに適用することや、浄化だけではなく、農業や水産業に貢献できないかと。中国ではここ数年、油田の油回収量増加のためのMEOR(Microbial Enhanced Oil Recovery)という事業に小規模ながら取り組んでいます。


編集部コメント

10年以上前から微生物による土壌浄化に注目して研究を重ねてきた鴻野社長の想いに感服しました。バイオレンジャーズさんのオフィスはまさにバイオ研究所のようで、バイオベンチャーの真髄を垣間見ました。まだまだ日本では「菌」に対する抵抗が残っている中、地道な活動が実を結び始めています。これからの鴻野社長の仕掛ける活動と、微生物たちの活躍に今後も期待しています。(藤田)