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微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)で食料問題と環境問題の解決を目指す

株式会社ユーグレナ

2005年8月  株式会社ユーグレナを設立
2005年12月 世界初のユーグレナの食用大量培養に成功
2006年8月  米レッドへリングのアジア優秀企業に選出
2009年2月  日本初、火力発電所のCO2での培養に成功
2010年5月  新日本石油等とバイオ燃料の共同研究を開始


地球環境への貢献

ユーグレナのバイオ燃料化等を通じたCO2削減により地球温暖化防止に貢献

事業内容

・ユーグレナの研究開発・製造・販売
・ユーグレナの宇宙・環境ビジネスへの応用
・ユーグレナのバイオ燃料技術開発
・バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発・投資等

自社のウリ

・世界で初めてユーグレナの食用屋外大量培養に成功
・現在も世界で唯一、ユーグレナを食用に供給
・食品及び化粧品としての事業化(収益確保)に成功
・新日本石油、日立PTとのバイオ燃料化の共同研究を開始

所在地

〔本店・研究所〕 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内 東京大学アントレプレナープラザ 7F
〔事務所〕 東京都渋谷区桜丘町14-1 ハッチェリー渋谷

設立日

2005年8月9日

資本金

3億6,500万円

社員数

17名 (役員除く)

会社URL

http://www.euglena.jp/

受賞履歴

第2回 ロハスデザイン大賞 2007

ユーグレナ(和名:ミドリムシ)

 

沖縄県の火力発電所でのCO2固定に関する実証試験の様子

 

ユーグレナ由来のバイオ燃料
(精製前)


ユーグレナを始めとした藻類の利活用で、食料問題と環境問題を解決する



株式会社ユーグレナ
代表取締役社長 出雲 充


―御社の事業内容を教えてください。

弊社は「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」の食用屋外大量培養に世界で初めて成功した技術開発型企業です。現在、ユーグレナを活用した食品・化粧品事業や、ユーグレナを始めとした“微細藻類”を用いた様々な研究開発を行っています。

事業としては、ユーグレナに含まれる豊富な栄養素(59種類)を生かして、サプリメントやクッキー等の機能性食品を供給する「食品事業」と、ユーグレナから抽出したエキスを用いたスキンケア化粧品を供給する「化粧品事業」を展開しています。また、ユーグレナによるCO2固定技術のほか、ユーグレナのバイオジェット燃料化や飼料化に向けた研究開発も進めています。


―御社の事業は地球環境にどのような貢献をしているのでしょうか?

ユーグレナ由来のバイオ燃料の供給により、化石燃料の使用量を削減することが可能となります。化石燃料の使用は、地中に固定されている炭素を大気中に放出することになるため、二酸化炭素の総量を増加させることに繋がっています。そのため、ユーグレナを始めとした“バイオマス(生物資源)”を活用することにより、大気中の炭素を循環させることでCO2を相殺(=カーボンオフセット)することが出来ます。

また、ユーグレナを培養する際、火力発電所等から排出されるCO2を活用することで、ユーグレナの培養効率を飛躍的に上昇させることが可能となるため、従来のバイオ燃料と比較しても、より環境負荷を低減させることが出来ます。


―地球環境についてどのような問題意識を持っていますか?

環境問題を筆頭として、食料問題や貧困といった社会問題の多くは、“限られた資源”を取り合うことにより生じている問題だと考えています。私自身、18歳(大学1年生)の時に、アジア最貧国と言われている「バングラデシュ」をNGOの活動の一環で訪問しましたが、そこでも“微量栄養素”が不足しているが故に、健康な生活を送れず、地球環境のことを考える余裕を持つことが出来ない人々を見てきました。

私は、弊社の社名でもある「ユーグレナ」の培養技術を活用することで、食料(微量栄養素)の偏在、飼料の偏在、エネルギーの偏在といった世界中の“アンバランスの是正”を図る中で、地球環境にも貢献していきたいと考えています。


―今後のビジョンを教えてください。

「食料問題と環境問題を解決する」という大きな目標を打ち立てていますが、ビジネス(事業)として展開する以上、まずは利益を創出しなければなりません。そのため、ユーグレナを用いた食品事業及び化粧品事業で会社としての基盤を固めながら、ユーグレナの更なる普及に向けた低価格化と、バイオ燃料化や飼料化といった他分野への応用を進めています。

世界中の人々にユーグレナを食べていただく、使っていただくためにも、弊社の強みである微細藻類の「培養技術」を更に高度なものとし、「食糧問題と環境問題を解決する」という最終目標の実現に向けて邁進していきます。

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株式会社ユーグレナ

編集部コメント

ユーグレナさんの凄い所は、「継続力」だと思います。「食料問題」「環境問題」は重要だと分かっていつつも、まだ日本のベンチャー企業で大きく成長している会社は少ないです。ユーグレナさんは、地道に確実に色々な人の協力を得て大きくなっている気がします。社会的問題を事業で解決されている姿勢は、まさに起業家だと思います。(松浦)